社長ブログ

わらしべ長者

2021.07.06

「わらしべ長者」の話をかいつまんで言うと....。

『ある若者が観音様のお告げにより、「ここを出て最初につかんだものを大切にしなさい」と言われる。

最初につかんだものは一本の藁(わら)だった。

するとその藁に一匹のアブが飛んできたので、つかまえて藁の先に結んで遊びながら歩いていた。

それを見た小さな子供が欲しいと言ったのであげたところ、そのお返しに子供のお母さんからみかんを3個もらった。

さらに歩いていると、暑さでのどが渇いて苦しんでいる女性がいたので、そのみかんをあげた。

すると、その女性はお礼に美しい布をくれた。

その布を持ってさらに歩いて行くと、馬と布を交換するために市場に行く商人に出会ったが、馬が倒れてしまい困っていたので、その布をあげたところ、その倒れた馬をお礼にくれた。

若者は一晩中馬の看病を続けたところ、次の日には馬は元気になり、その馬に乗ってさらに進んでいくと、旅の準備をしている人と出会った。

彼から、「いま、馬が必要だがその馬をゆずってほしいと」と頼まれたのでこころよく馬をあげると、その人が住んでいた家と田んぼをお礼にもらったので、大金持ちになった。』

相手に発信している何らかの情報が、相手にとって『魅力的な価値』があるかどうかが大事だという事。

そのためには、自分のもっているものを磨くことが大切で大事だという事。

わらしべ長者の例にもあるように、人との出会いは偶然の積み重ねです。

その偶然の積み重ねの中に「運」や「チャンス」がひそんでいるもの。

そして、その不思議な偶然をもたらすものは、「人」なんです。

一瞬にして仲よくなれたり、この人は魅力的だな、また会いたいなと感じさせる人には共通点があります。

それは「愛嬌(あいきょう)がある」「人なつっこい」「オープンマインドである(誰でも受け入れる、上下分け隔てない、偏見がない)」



「好奇心が旺盛」「与え好き」「ユーモアのセンスがある(笑いがある)」「喜ばせるのが好き」等々。

わらしべ長者の魔法…って凄いですよね!!