2021.06.25
ある病院の副院長(もちろん医師です)が、こんな話をしてくれました。
「乳ガン、子宮ガン、卵巣腫瘍の女性たちには人格上の共通点がある。
それは、女になんか生まれてこなければ良かった、男に生まれたかった、今度生まれるときは絶対に男、と思い続け、言い続けてきたということだ」。
つまり、そう思い続け、言い続けてきた結果として、体自体がこう反応したのではないか、と推測できるのです。
…わかりました。女であることがそんなに嫌なのであれば、女性特有の器官を切り取る方向にいきましょう。
望みのままに…
この話のあとで、「実は自分も切り取っているんですが」と言いにきてくれた女性が、今まで数百人にも及びます。
数人を除いて、皆がこう言いました。
「確かにそうでした。今まで意識したことがありませんでしたが、言われて初めて気付きました。女であることを拒否してきました」
“数人”は、「女として妻としてちゃんとやってきた。承服できない」と反論されました。
ですが、「御主人に意見を聞いてみて下さい」と言ったところ、すべての人が数ヵ月後に「まったくその通りでした。我が家には“夫”が二人いた、と夫が言いました」との報告をしてくれました。
この事実から、さらに一歩、二歩、推論を進めてみると、こうなるのです。
人生を「つらい」「悲しい」「つまらない」と言っていると、「わかりました。じゃあ、早く死んじゃいましょう」と体が反応する。
「うれしい」「楽しい」「幸せ」「ありがたい」と言っていると、「じゃあ、もっと長生きしちゃいましょう」と、内部の修復さえ自らが始めてしまう…。
そういうことがわかったら、「肯定的に生きる」ことが、単なる精神論ではないことに気付きます。
否定的に生きると「損」、肯定的に生きると「得」なのです。