社長のつぶやき

人を応援することは、自分を応援することになる

2021.05.28

自己肯定感を高めるために、とくに朝や日中におすすめの方法があります。


それは、「口に出したことは現実になる」という考え方を取り入れてみること。


ちょっとうさんくさく感じる人もいるかもしれませんが、心理学などの世界では常識的な考え方です。


簡単にいうと、「~できる」という言葉を口癖にすると、脳は「できる」方向へと動いていくということです。

脳は人称というものを意識しません。


たとえば、ゴルフをしていて、相手が先にパットをするとき「入れ!」というとします。


すると、自分のパットのときに、自分の分と足して2倍の「入れ!」を脳は意識することになるのです。


逆に、相手に「入るな!」というと、そのあとに自分に対して「入れ!」といっても、脳は混乱するだけ。


だから、人を応援することは、自分を応援することにもなるとても大切なことといえます。

「口に出す」ときのコツを、わたしはいつも「こうなった」と完了形で表現しています。


つまり、なにかやりたいことがあるなら、それをすでに理想的なかたちで終えたようにいいうわけです。

たとえば仕事で今週中に大口顧客を狙いたいなら、「もうこの顧客は取った!」と口に出します。


あるいは、「今週はこれをやった」「これは終わった」と決意表明のようにメモするのもいいでしょう。


すると、脳がそれを実現させようと勝手に動いていくので、ものごとがどんどんいい方向へと進んでいきます。

これも、いきなり大きな夢や目標を考えるのではなく、小さなことからはじめて慣れていきましょう。


1日のはじまりに望むことを口にしたり、決意をメモしたりすると、自己肯定感はぐんぐん高まります。

逆に、「ダメだなあ」「どうしてだろう」とマイナスのことばかり考えていると、それがマイナスの予告になって、すべてそのとおりに進んでいってしまいます。


そこで、わたしはネガティブなことを考えかけたとき、意識して「ストップ!」といつも自分にいっています。


いったんネガティブなことが頭に浮かぶと、脳は自動的にずっと思い続けてしまうので、すぐ止めるようにしているのです。

そして結果がともなわないときは、「おかしい!」といいます。


だって、すでに「できた」と完了形にしているのだから、できなかったのは「おかしい」ですよね?すると、なぜおかしいのか、脳はその理由や答えを探し出そうとします。

結果がともなわないときこそ、落ち込んだりあきらめたりするのではなく、「おかしいぞ!」と思うことが大切。


このように脳の特性を理解しておくと、仕事も生活もとても楽しくなっていくはずです。

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