2021.05.01
多くの人は、なにか問題があると、まるで評論家のように、ただ批判したり、不平不満を言ったり、愚痴をいったりする。
自分が関わっている問題を、他人事(ひとごと)のように愚痴を言ったりする人は、自分事と思っていない人、当事者意識のない人だ。
批判だけなら誰でもできる。
自分では代替え案を出さないくせに、人の出した提案はつぶしにかかる。
斎藤一人さんは、それをこう言っている。
『私が本を出すときも、やっぱり売れない理由を言ってくる人がいるんだよね。
そうすると、私はこう返すんです。
「売れない方法を知ってるんだったら、売れる方法もわかるよね?」
そうすると、たいてい相手は黙ります(笑)。
これじゃダメだって言うんだったら、もっといい意見があるんだよねって。
私の意見を否定するんだったら、もっといい意見がなきゃ。
まさか代替案もないのに、人の意見だけ否定してるわけじゃないよなって。
否定するのはいいけど、だったらコレやったほうがいいよって代替案を出すのが愛だよ。』(斎藤一人 俺の人生 /マキノ出版)