社長ブログ

「人に光を当てる」

2021.02.24

『どんな人でも完全ではない。その人の欠点だけをひろえば誰でも悪人になる。

悪人でもその長所だけを見つめたら善人ともいえる。

困った石、邪魔な木でも配置をかえたら見事な庭の助けとなる。

工夫と寛容が人を活かす』(松下幸之助)

松下電器産業(現・パナソニック)の創業者であり、昭和を代表する実業家。

松下氏は十歳の時、父親の事業が失敗、尋常小学校の卒業を待たずに大阪の火鉢屋に丁稚奉公し、



そこから一代で世界屈指の家電メーカーを育て上げた希代(きたい)の経営者として知られ「経営の神様」と呼ばれました。

「人に光を当てる」を経営の基本とした氏は社員の長所を見て短所は見ない「人を活かす経営」に腐心されました。

その人使いの妙は紹介した言葉からも窺(うかが)い知ることができます。