2021.02.01
良寛和尚が71才の時、三条市を中心に大地震が起こった。
そのとき知人にこんな見舞の手紙を送っている。
『「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 死ぬる時節には死ぬがよく候 是はこれ災難をのがるゝ妙法にて候」
災難にあったらジタバタせず、腹をくくって災難を受け入れなさい。
死ぬ時が来たら、あわてず騒がず、淡々と死を受け入れなさい、これが災難を逃れる唯一の方法だ、という。
災難は、腹をくくると、気持ちが落ち着く。
「災難は、敵対しないで淡々と受け入れる」 それが、災難をのがれる最良の方法。
まさに…
「全部いただく。選(え)り食いはせぬ」