2021.02.05
否定的なことばかりを口にしていると、脳はどうなると思いますか?
否定的な記憶データが脳に強烈にインプットされ、脳はそのとおりにはたらいてしまうのです。
「無理だ」と脳に問いかけると、まだやっていないことにもかかわらず、当然無理だと想像し、記憶づけてしまう。
結果、口に出したとおりの未来が待ち受けています。
一方で、「肯定的錯覚」をする人はどうでしょうか。
努力を苦しいとは思わず、楽しんでいる。
常に前向きで、まだ経験していないことでも、「自分ならできる」と根拠なき自信に満ちている。
当然、発する言葉も肯定的ですから、脳にも肯定的な条件づけをします。
脳は「できる」と勘違いをして、いつの間にか夢を実現させてしまう。
小さな町工場を世界に通じる「ホンダ」に押し上げた本田宗一郎は、超肯定的錯覚を起こしていた代表例といってもいいでしょう。