2020.12.25
みなさんは「お金」のことをいつもどれぐらい考えているでしょうか?
ここで水を差すかもしれないことを言います。
お金のことを考えるのはとても重要だけれども、実は、一見お金とは関係ないところにこそ、お金を増やし、大いにお金を稼ぐためのヒントがたくさんあるのです。
断言します。
お金が大事だからといって、お金のことばかり考えていてもお金が増えることはない。
この逆説、パラドックスに早く気づけるようになってください。
お金がない人は、いつもお金のことで頭がいっぱいです。
次の給料日まで10日あるのに、財布の名kあには3000円しかない。
そうしたら単純に1日300円しか使えない。
それならまだ良くて、もし1000円しかなければ、1日100円。
どうやって生き延びるんだ、となってしまう。
そこにプラスして何かの支払いもしなくてはいけないとなったら、もう他のことは考える余裕がなくなります。
そういう状態に陥ってしまうと、つい、高金利で借金をしてしまったり、怪しい投資詐欺に引っかかったりしてしまう。
さらにお金のことで苦労するようになる。
海で遭難し、漂流している人が、どうしようもなく喉が渇くような状態です。
こうならないためには、お金に対して普通の距離感でいられる間に、お金から遠いところにある、お金を増やすためのヒントを見つけられるようになったほうがいい。
これは元ZOZOの前澤さんもいつも力説していました。
「お金っていうのは追えば逃げるものなんだ」と。
ぼくから見れば前澤さんがお金を撒くのは、むしろそうすることで、よりたくさんのお金が戻ってくると確信しているからだと思います。
実際、前澤さんがお金を使って何かするたびに、前澤さん個人のブランド価値は減るどころか上がっています。
この逆説も、わかる人とわからない人がいる。
この感覚が「わかる気がする」と思ってくれるだけでも、その人にはお金儲けのセンスがあると思います。
お金のことを大事に考えたいなら、お金をどうやって節約するかばかり考えるのではなく、ときに他人から見れば割に合わないようなお金の使い方をあえてしてみることで、自分ならではの体験や学びを増やし、自分の器そのものを大きくすることを考えたほうがいい。
その差がやがて本当にお金の差となって表れてくるのです。