2020.12.24
皆さんは、何か記憶したいことがある時
どのように記憶しているでしょうか?
もしもあなたが記憶したいものがあるなら
それを人に話すようにしてみてください。
私たちの脳は人に話すことで情報が整理されます。
得たことを人に話すには言葉を発して相手に伝え、
自分の話したいことを自分で聞いて
確認しながら相手に伝えています。
言葉を発する時には、
生体やのどや顎の筋肉を動かしています。
この時、
大脳の「ブローカの運動性言語中枢」が働き、
さらに、自分の声を聞くときには側頭葉にある
「ウェルニッケの感覚性言語中枢」を使います。
さまざまな脳の部分を使うことで
記憶のネットワークを高めるのです。
実際に人に話す際にどうやって伝えようかと考え、
分かりやすく説明しようとするでしょうし、
伝えるためには物事をまとめて整理したり、
分けたりします。
そうすることで上手に情報を整理して
記憶できるという利点もあるのです。
皆さんも記憶したいことがあれば、
人に話して情報整理して記憶していきましょう!