社長ブログ

日本人に「ど阿呆」がいなくなった

2020.11.23

『日本人に「ど阿呆」がいなくなった。

ど阿呆とは狂愚の人と言ってもいい。

例えば吉田松陰です。

彼は「狂愚まことに愛すべし、才良まことに虞(おそ)るべし」と言いました。

狂愚は愛すべきだが、頭のいいだけの人間がいかに恐ろしいかを知っていたのです。

松陰はまた「狂は常に進取に鋭く、愚は常に避趨(ひすう)に疎し。才は機変の士多く、良は郷原の狂多し」とも言う。

愚があるから計算せずに新しいことに挑める。

「ど阿呆」とは大愚の世界。

これ以上の大きな悟りはない。』