2020.10.27
齋藤孝氏は「安易な道を、選ぶことなかれ」と言ってます。
『人というものは、「ラクな道だな」「下り道だから余裕」と思うときこそ転ぶもの。
坂道のスロープを上りながら転ぶ人は、ほとんどいません。
階段も同じで、上るときより下りるときの方が危ない。
要するに、「ラクだなあ」と思ったときこそが危険なのです。
これを人生に置き換えてみますと、ラクな道を歩もうとしているときは油断し、チャレンジする気持ちがなくなり、かえって危ないということになります。
むしろ、多少きつめの道を歩んでいるときに、精神が折れることは少ないのです。
とはいえ、きつすぎる垂直の壁を登ろうとしてはいけません。
登れなくて、最初から心が折れてしまいますから…。』
自分に甘い人は多い。
たとえば、それは「継続」ということでわかる。
自分で、やることを決めておきながら、何か理由をつけて止めてしまう。
あるいは、うまくいかなかったことを人のせいにする。
貯金ができないとか、ダイエットができないというのも自分に甘い証拠。
書けば書くほど、自分の耳に痛い。
「自分の敵は、自分自身」という言葉を心に刻みたいですね。