社長ブログ

「無常」という考え方

2020.10.15

「諸行無常」は、仏教の根本思想の一つ。

「森羅万象、この世で起こることは一切が、片時も留まっていない」という教えです。

ところが人間というのは、自分に降りかかる変化を嫌って、「無常」に逆らおうとします。

どんなにがんばって無理をしても、無常を打ち負かすことはできないのに。

まずは無常を深く受け入れましょう。

逆らってジタバタともがくより、無常の流れに身を任せることにエネルギーを使ったほうがいい。

気持ちがラクになるし、人生も必ずいい方向に向かっていきます。

折に触れて、自分自身に向かって「無常、無常、諸行無常。すべてのことは常らなず」などとつぶやいてみてはいかがでしょうか。

もしあなたがいま、好ましくない状況にあっても、「やがてよくなるさ」と思えてきます。

逆にいまが絶好調であれば、「同じ状況が長く続くとは限らない。有頂天になってはいけない」と気持ちが引き締まります。

「無常」という考え方を、よりよく生きるためのキーワードにしましょう。