2020.08.21
スティーブ・ジョブズは 今世紀最高の経営者と言われており革新的な製品を世に生み出し人類を大きく前進させました。
ジョブズは20代に本気で「世界を変える」と公言しました。
常に革新を意識し、もっと前へもっと前へと、満足とは無縁で”圧倒的”を常に自らに課してきました。
iphoneの初代は2007年に発売され携帯電話革命を起こしましたが、実はその原型となるイメージはジョブズが29歳(1984年)の時にすでに出来上がっていました。
まだノートパソコンすら発売されていない時代です。
きっと常に自らが思い描くiphoneの製品化をApple社から追放された時でさえ常に意識をしていたのでしょう。
しかし、当時はまだ技術が追いついておらず、かなりの焦りがあったようで自分に落ち着くことを許さず、
革新的製品を生み出す為に必要なエネルギーや肉体的、精神的な負荷は尋常ではなく、
また犠牲にするものも計り知れないものがあったのだと推察されます。
一部ではワンマンで傲慢な経営者だと揶揄されることもありましたが、
何事も部分的に切り取ればどのようにでも批判はできるでしょう。
ジョブズの経営手腕や経営手法が良いかどうかは人それぞれのご意見があろうかと思いますが、
これがあったからこれを生み出せた、逆に言えばこれを取ったらこれが生まれていなかったということもよくあることです。
スティーブ・ジョブズという稀代の経営者でさえも最期には自分の人生は正しかったのかと自問していることが動画内の最後の言葉から分かりますが、
私たちが当たり前のように使っているスマートフォンや様々な機器はスティーブ・ジョブズの人生の全てを投じたチャレンジや多くの犠牲のおかげで享受できているのでしょう。
もちろんそのスティーブ・ジョブズを支えておられたご家族やアップル社の方々、ならびにステークホルダーの協力なくして革新は生まれなかった事は言うまでもありません。