2020.08.15
小林正観さんは、「元気にさせてくれる人」、「エネルギーを与える人」はつぎのようなタイプの人だといってます。
「元気な人」
「明るい人」
「前向きな人」
「向上心をつねにもっている人」
「いまやっていることに自信を持っているけれど、うぬぼれたりせず、謙虚さを保ち続けている人」
「いままで積み重ねてきた体験をベースに、人格に深い魅力や奥行きを持っている人」
「一つのことを何年も何十年もやってきている人」
(心を軽くする言葉・文庫ぎんが堂)より
「人をがっかりさせる人」「人を嫌な気持ちにさせる人」は、嫌な言葉や冷たい言葉を使う。
ひと言いわれただけで、元気がなくなる。
奪う人です。
反対に「元気にさせてくれる人」は、与える人。
温かな言葉や、元気の出る言葉や笑顔を相手に与える。
また、それとは別に…
元気を与えてくれる人には、「何歳になっても何かに挑戦している人」や、「愚痴もいわず、何かをコツコツと何十年も続けている人」というような、「凡を極めて非凡に至った人」がいます。
凡事を徹底して、長くコツコツと続けることができた人です。
これは、商売でいうなら「老舗」の経営と同じです。
時代によって変えなければならないことは変え、変えてはいけないことはしっかりと守る。
その積み重ねの年月の重さが、人に元気を与える。
何千年と生き続ける老大木が人に感動を与えるのと同じです。
老舗が長く続くということは、その長い歳月、まわりの人たちに喜ばれてきたということ。
喜ばれ、役に立ってきたからこそ、存続できたんすね。
これは、人もまた同じです。
人を元気にさせる人でありたいですね。