2020.08.18
1305年のこの日、室町幕府初代将軍の足利尊氏がこの世に誕生しました。
この足利尊氏の言葉で
「他人の悪を能(よ)く見る者は、己が悪これを見ず」
というものがあります。
これは他人の欠点や悪いところばかり見ている者は、自分の欠点をしっかりと見ていない人だ、という教えです。
当人のいないところで、ドヤ顔で他人の欠点を指摘し、悪口を言ってばかりの人がいます。
こういう悪口を聞かされた人間はどう思うでしょうか。
第3者の悪口を聞かされた者は、今度は自分がいないところで、自分の悪口も言われているのではないか、と疑心暗鬼になり、当然信用を無くす結果を招きます。
こういう人は、自分の欠点を実は分かっていながら、目を背け正当化するタイプが多いようです。
まずは自分の足元からしっかりと見ておきたいものですね。