社長ブログ

「自己結」

2020.08.11

ある女性(40歳くらいの会社員)から聞いた話です。

その人には、23~24歳の後輩のOLが3人ほどいました。

春と秋には、会社の人たちとバーベキューをしにいくのが恒例になっていました。

そんなとき、いつものその3人のOLは、焼いているときは遠くでおしゃべりをし、食べる段になると、最前列まで来て食べる。

そして片づけのころになると「用事があるので失礼します」と言って帰っていく…。

何の手伝いもしたことがない、というのです。

その女性は、「今まで、精神的なことをいろいろ学んできた結果、イライラしたり、腹を立てることも少なくなってきました。

でも、あの3人に対しては、どうしてもイライラと腹が立つのです。

どのように解決したらいいでしょう」

と言いました。

自分が、バーベキューを手伝いたくないのなら、やらなくていいのです。

やりたければやればいいし、やりたくなければ、やらなければいい。

その結果が自分に返ってきます。

それが「自己完結」です。

要領よく立ち回っているその3人のOLは3人とも、それぞれの人生で「自己完結」するはず。

ですから、自分の持っている価値観と他の人(この場合は、3人のOL)のそれが違っても、論評する必要はありません。

必ずその3人には、その生き方に見合った結果が返ってきます。

必ず自己完結するのです。

逆に、自分が他人に対して腹を立てながらいやいややっていれば、それも「自己完結」するし、笑顔でやっていても「自己完結」します。

「頭にくるからやらない」といいうのでもいいのです。

ただ、それに対しての完「自己結」も必ずやってくる、ということを覚えておいてください。

この話をした結果、その40歳の女性は「気持ちがすっきりし、他の人のことが気にならなくなりました」と言いました。

それ以降は、その3人のOLが要領よく立ち回っていても、笑顔で過ごせるようになったそうです。