2020.07.30
優れたリーダーは、何かを部下に頼むとき、必ず理由をいう。
「なぜその仕事をやる必要があるのか」「なぜその仕事を急いでいるのか」「なぜその仕事が重要なのか」という理由やその仕事の背景を伝える。
「このプロジェクトに社運をかけている。我が社が大きく黒字化するための大きなチャンスなんだ。」
と、具体的な数字をあげ、これが達成出来たら、こうなるというビジョンを明示する。
お店に貼ってあるポスターにしても同じだ。
たとえば飲食店で「お水はセルフサービスでどうぞ」と書くより、「名水で有名な〇〇山の湧き水が、キンキンに冷えてます」と書いたほうが、「これは特別な水なんだ、この店は気がきくな」、と思うかもしれない。
セルフサービスという言い方はあくまで店の都合で、お客様が欲する「理由」ではない。
また、「本日は臨時休業させていただきます」というより「社員スタッフ研修のため、本日は休業とさせていただきます」と言う方がお客様の納得性は高いし、しっかりした会社だと思ってもらいやすい。
誰かに何かを頼むときは、どんな小さなことでも、そこに理由を添えたほうがいい。
その理由に納得性があればあるほど、その人はやる気になる。
誰かに何かを頼むとき…
しっかりした理由を明示できる人でありたいですね。