社長ブログ

子どものころの創造性を維持できるか

2020.07.21

私たちはアイデアの時代に生きている。

企業はすぐれたアイデアによって繁栄するか、それがないために衰退するか、ふたつにひとつである。

マイクロソフトやウォルマート、アップル、ホンダといった世界有数の大企業が繁栄しているのは、




創業者が生まれた家族の資産や社会的地位によるものではなく、すぐれたアイデアを生み出したからです。

自分が生み出すアイデアの量と質を何倍も向上させることができれば、どんな人生が開けるか想像してみよう。

世界を変えるような事業を始めることができるかもしれないし、大勢の人の生活を変えて歴史に名を残すことになるかもしれない。

きっとワクワクする楽しい日々を送ることができるでしょう。

1968年、ジョージ・ランドとベス・ジャーマンは、技術者と科学者の創造性を測定するために



NASA(アメリカ航空宇宙局)がおこなっているテストを1600人の5歳の子どもにおこなった。

その後、彼らは同じテストを10歳と15歳の子どもに行った。

その結果、5歳の時点で子どもたちの98%が天才的な創造性を発揮するが、その割合は10歳になると約30%に低下し、15歳になると10%にまで激減することがわかった。

同じテストが大人のグループにもおこなわれたが、天才的な創造性を示したのはわずか2%にすぎなかった。

子どもは非常に高い創造性を持っているが、学校に行くようになると、その創造性は大きく低下する。

「ひとつの質問にはひとつの答えしかない」と教えられ、伝統的な社会規範に従うよう指導されるからだ。

天才と大多数の人たちの違いは、子どものころの創造性を維持できるかどうかである。