最初に、何が言いたいのかを伝える
2020.06.24
斎藤一人さんは、話し方についてこう語ってます。
『自分の意見を伝えたいときは、意見ではなくて“大見出し”を先にいうんだよ。
新聞や週刊誌に、「熱愛発覚」とかって大見出しに書いてあるだろう?
そうすると、芸能人の誰かが、交際してるのが見つかっちゃったんだなって、最初に思うんだよ。
それから、「女優の〇〇さんと俳優の△△さんが、昨日の夜、食事をしているのを…」と詳細を伝える。
会話でも、肝心なことを先に言えばいいの。
「仕事のことでおうかがいしたいことがあるんです」とか、「ここのところが上手くいかないので、お聞きしたいんです」と、まず言う。
要するに、肝心なことを先に言わないから、「何を言いたいのかがわからない」と思われちゃうんだよな。
テレビの見出しだろうが、週刊誌の見出しだろうが、相手へのつかみというのが必要なんだよ。
最初に、何が言いたいのかを伝える。
「実は東北のほうに旅行に行きたいんですけど、どこかいいところはありませんか?」と言えば、何を聞きたいのか明確にわかるよな。
最初にそれを話してから、だんだん細かくするんだよ。
これはマナーなの。』(斎藤一人 大富豪が教える大金持ちになる話し方)より
斎藤一人さんのお弟子さんが話すとき、講演の冒頭で「今日は〇〇について話します」と必ず言ってました。
これは聞く方にとっても、話す方にとっても、話があっちこちに飛び散らないで、シンプルにまとまるとてもいい方法です。
講演者はとかく、あれも伝えたい、これも伝えたいと欲張ってしまう。
しかし、実際その中でも伝わるのはほんのワンフレーズだけだと思った方がいい。
だからこそ、話の内容は削ぎ落して、伝えたいことを一つに絞る。
「ワンフレーズメッセージで相手を動かす」
20字に削ぎ落せば、話はもっと相手に伝わるはずです。

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