社長ブログ

ゴキブリが1匹2000万円

2020.06.17

斎藤一人 奇跡を起こす「大丈夫」の法則 より....




これは笑い話なんだけども、たとえばゴキブリが1匹2000万円の価値があるとするじゃない。

そしたら、家の中に入ってきた瞬間、何とかして捕まえようとするよね(笑)。

「これ捕まえたら、シャネルのバッグが買える!」

「これで家のローンが返せる!」

みんな鼻息を荒くしてゴキブリを探すよね。

何としてもゴキブリに出てきてもらわなきゃって思うんですね。

そういうふうに、あなたがゴキブリを嫌いなのは2000万円の価値がないからだって思うと、ちょっと楽しくなるよね。

好きか嫌いって、突き詰めていくとそんなものなんです。

考え方次第で、ものごとはいくらでもおもしろくなるんだよ。

だから、おもしろく生きるかどうかも自分次第なの。

じゃあ、どうしたらおもしろく考えられるんですかって言うんだけど、それは、おもしろく考えようとする努力だよね。

私なんて、何でもおもしろく考えるようにして何十年も生きてきたから、回路がすぐスッとおもしろい方に行くんだよね。

これってね、おもしろく考えようって思う努力なの。

人生ってね、おもしろく考えてると、おもしろい人生になるんです。

その反対で、おもしろく考えない人は、人生もおもしろくなくなっちゃうの。

あのね、人って放っておくと、悲しいこととか苦しいことを考えるようになってるんです。

脳を放っておくと、そういうことばっかり考えるようになってるの。

だから、いつも悲しいんですとか、苦労が多いんですって言ってる人は、おもしろく考える努力を怠ってるんだよね。

言い方が悪いかもしれないけど、簡単に言うと怠け者なんです。

魂の怠け者なの。

起きたことは、良くも悪くもないんです。

それを否定的に考えるのは簡単なんだよね。

でも、起きたことをおもしろく考えたり楽しく考えたりするのには、ひと工夫いるんです。

要は、「味つけ」なんだよね。

料理でも、肉だけ食べてるとか、野菜だけ食べてると味気ないよね。

だけど、塩をかけたり醤油かけたり味つけをすると、同じ素材でもうんとおいしくなる。

味のある人っていうのは、料理と同じで味付けが上手い人なんです。

人生に対する味つけ上手なの。

松坂牛が美味いって言っても、肉だけ食べたらそんなにおいしいわけないんだよ。

ところが、塩やコショウをかければ相当おいしくなるよね。

人生もそれと同じなんです。

起きたことをそのまま食べてる人がいるんだよね。

それだと、無味乾燥で何のおもしろ味もない。

そこにユーモアを交えるとか、ちょっと味つけをすると、抜群におもしろい人生になるんです。