2020.06.04
「我以外皆我師」
とは、「宮本武蔵」や「三国志」で有名な、作家の吉川英治氏が好んで書いた言葉だといわれてます。
「われ以外みなわが師」とは、自分以外の人は、皆わが師匠だ、ということです。
同じように好んだ言葉に「生涯一書生」があります。
一生涯、ただの一書生の気持ち生きる、偉そうにならず、謙虚に生きていくということ。
この「我以外皆我師」は、人だけでなく、自分の身に起こる様々な困難や逆境、失敗や苦労も、「師」であると言えます。
そこに何の意味があるか、を自分の身に問うたとき、その困難が教室の授業の課題となります。
「我以外森羅万象皆我師」です。
大事なことは、そのことについての学びが終了するまで、その授業は繰り返し行われるということです。
そして、その学びについて、手を変え品を変え、様々な形で授業が行われる。
どんな現象からも、どんな人からも、学ぶことができる人は、成長し、豊かな人生を送ることができるんですね。