2020.06.03
斎藤一人さんは「不安」についてこう語る。
『この世の中にはどんなにいいことを並べられても、不安に思ってしまう不安症の人がいるんですね。
つまり、「世の中はどんどんダメになっていく」と考えるタイプの人間です。
そういう人はつねに不安に思うから、足がすくんで動けなくなってしまう。
動けないと行動ができないから、運が回ってこない。
そして不安に思うから不安な生活がきちゃうんです。
行動しないということ自体が、自分の未来を閉ざしてしまう。
だからもし、自分が不安症の人間だと思ったら、「自分が考えている悪いことは、本当は50分の1くらいしか起きないんだ」と思うようにしたらいいんです。
要するに「50倍にふくらませて感じているのだ」と自分に言い聞かせる。
そのことを意識するようになると、過剰反応している自分がだんだんバカらしくなってきて、そのうち不安に感じるのをやめるようになります。
本当は人生に困ったことは起きないんです。
だって自分の人生は自分の責任で決めているんだから、自分でも処理できないような困ったことなんて起こるはずがない。
世の中は生成発展するようにできているんです。
その流れに素直に乗っていればいい。』
結局、どんなに大きな困難や問題も、行動によってしか解決できない。
もちろん、このコロナのステイホームの状況で動き回れ、ということではない。
動かないでじっとしている中で、どういう行動をしたか、だ。
行動力があるとは、「好奇心がある」「失敗をこわがらない」「チャレンジ」「積極的」「ポジティブ」「勇気」ということ。
このコロナの制約下で、どんな新しいことを始めたのか、どんなことにチャレンジしたのか。
不安に思う人は、何も行動しないで、じっとしている。
じっとしていれば、不安が不安を呼び、心配で一杯になる。
ヒマは不安と絶望を呼び、行動は未来と希望を呼ぶ。
地球は行動の星。
だから、この地球上において、不安を解消するには、行動しかないんです。