2020.05.08
小林正観さんは、すべての現象には色はついていない、という。
色とは、「いい」とか「悪い」、「うれしい」とか「悲しい」、「幸せ」とか「不幸せ」、「ツイてる」とか「ツイてない」という色分けだ。
たとえば、「自転車で転んですりむいてしまった」という現象が起きたとする。
ある人は、それを「ツイてない」という。
しかし、別のある人は、「この程度で済んでよかった、自分はツイてる」という。
つまり、同じ現象が起こっても、人によって受け取り方が全く違うということだ。
特に、ほぼすべての人が、ひどい、悲惨だ、困難だ、と思ってしまうようなことが起きた時、そのことを「いいふうに」取れる人は、幸せに生きることができる人。
また、言い方を変えると「気にして苦にせず」の人。
そして、こういう人こそが、神さまが味方になってくれる人。