2020.03.03
お釈迦さまは、人生の大きな目的の中の一つは「よき仲間を持つこと」だと言いました。
同じ価値観を持ち、同じ方向に向かっている友人や仲間を持つことです。
そこに、笑いや和気藹々(あいあい)とした雰囲気がベースにあるのは言うまでもないが、喜怒哀楽の学びも時にはある。
会ったときに、「手放しで喜んでくれる人」や「歓迎してくれる人」がいることは人生において無上の喜びです。
ほっとできる場があることにより、エネルギーがチャージされ、生きる活力がわいてくる。
それは人だけでなく、動物でも同じです。
誰かに必要とされていると感じるからです。
反対に、誰も歓迎してくれない、喜んでくれる人が一人もいない人は、この世は針のむしろのようになる。
それは人生において最も悲しいこと、「無視」されることだから...。
人は、存在を無視されたとき、生きていく気力がなくなる。
そして、自分は誰にも必要とされていない、と思うことほど悲しいことはないですね。
自分の利ばかりを考え、人に喜んでもらうことをしてこなかった人の晩年は寂しい。
人に与えることをする「利他」ではなく、利己で生きてきたからです。
「あなたに会うと喜んでくれる人は誰だろう?」...