2020.02.05
学の大家の渡部昇一先生、将棋の永世名人の米長邦雄先生、そのお二人による対談集があります。
米長先生は最後に「運」について言及され、
「ねたむ、そねむ、にくむ、ひがむ、うらむ。
そういう気持ちを持っている人に運はついてこない。
そういう人は運命の女神から見放される」
と締めくくられました。
渡部昇一先生は「惜福(せきふく)」の話をされました。
これは自分に舞い込んできた幸福を惜しむということ。
自分に舞い込んできた幸福を使い切らないで大事に一部とっておく。
そういう心がけの人に運命の女神は微笑む…ということです。