2020.01.30
「秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)」という言葉があります。
これは、秋の冷たい霜や、夏の焼けつく激しい日差しのような、厳しい気候のことをいいます。
刑罰や権威などが極めて厳しくおごそかであることを指す。
日本の検察官のバッジのデザインともなっている。
しかしながら、普段人と接するときは、これとは反対の言葉、「春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)」でなければならない。
春風駘蕩とは、春風がそよそよと気持よく吹くことをいい、温和で、のんびりとして、のどかな人柄をさす。
そして、自分に対しては「秋霜烈日」で厳しく律していく。
シビアな自己コントロールです。
それを「自律」という。
「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む」
自らには厳しく、人には春風を以て接したい。