2022.09.20
「ほほえみ読本」という小冊子の中に『捨てて』という詩がある。
『捨てて』
どんな大事なものでも
荷物はみんな捨ててください
自分のからだも捨てるんですよ
《三途(さんず)の川の番人のことば》
どんなにお金があろうが、何千坪もあるような豪華な家に住んでいようが、どんなにスタイルがよくて美人(美男子)であろうが、どんなに有名で役職があろうが、三途の川を渡る時は、みんな捨てていかなければならない。
この世に残していけるものがあるとするなら、それは人の心に残った思い出だけ。
それは、いい思い出も、嫌な思い出もある。
しかし、どうせ残すのなら…
どれだけ人が喜んでくれたのか。
どれだけ人の役に立ったのか。
どれだけ人に感謝されたのか。
それが、「人の心に灯をともす」ということ。
「この世へ何をしにきたのか」
少しでもましな人間になるため、日々、己の魂を磨き続けたい。