2022.09.16
「人に喜ばれることが人生のすべて」だと考えたとき、自分の立てた目標や夢がそれに適(かな)っているかどうかを検証する必要があります。
はたして、その目標や夢を達成したとき、人が喜んでくれるのか、と。
多くの場合、目標や夢は、自分の欲望や願望を満たすための自己満足であることが多い。
いわく、「年収〇〇円達成」「いい車を手に入れる」「豪華な邸宅」「売上げ〇〇億円!」等々。
そして、「人に喜ばれないこと」ばかりする人は、この世に生まれてきた意味がないことになる。
「人を傷つけるようなことをいう人」「自分勝手な人」「人の邪魔ばかりする人」「不機嫌をまきちらす人」…。
たとえ、面倒なことを頼まれたとしても、それが法律や社会規範に反しなければ、人に喜ばれることを、自分のできる精一杯の力を使い、淡々と引き受けていく。
それは、何も大きなことばかりではない。
ほんの小さな頼まれごとも同じ。
だからこそ、その「小さなことに大きな愛をこめる」必要がある。
また、「人に喜ばれる(人助け)」ために必要な大切な条件がある。
それを斎藤一人さんはこう語る。『カンタン成功法則』より
「人助け」をする人には、三つの条件があるのです。
この条件がクリアできていないと、人を助けることはできません。
ひとつめ。「自分を大切にする人」。自分のことを愛して、自分を大切にしている人。体にいいものを食べたり、適度な運動をしたりして、自分の心と体を大切にしている人です。
ふたつめ。「自分の家を、安心して空けられる人」(もしくは「自分の会社を安心して空けられる人」)。家に病人がいる人は、まずその病人を助けなくてはなりません。それから、会社を経営している人は、スタッフが、「まかせておいてください!〇〇さんがいなくても、僕たちがしっかり留守を守りますから!」と言ってくれるような信頼関係を作っておくことが大切です。
みっつめ。「安心して食べていけるお金があること」。自分がいま、経済的に困っているのなら、まずは「自分助け」をしなくてはなりません。自分が稼げるようなしくみを、しっかり作るのです。自分が食べていけないのに、他の人のことで大部分の時間を使うのは、神さまの「まだ早いですよ」というメッセージです。この三つが、神があなたに望む条件です。