社長ブログ

空腹こそが最高のご馳走

2022.09.10

江戸時代、三代将軍家光が最近何を食べてもうまくないというのを聞いて、沢庵和尚が自分の寺に食事の招待をしたという。

将軍は午前中に寺についたが、昼を過ぎても一向に食事が出てこない。

ようやく夕方になって出たのが、一杯のお茶漬けと香の物。

お腹がペコペコだった将軍は、「こんなうまいものは初めてたべた」と感激したという。

沢庵漬けの由来もここから来ているそうだが、沢庵和尚が将軍に贅沢(ぜいたく)を戒めた話として有名だ。


「空腹こそが最高のご馳走」とはよく言われる話です。

贅沢になれてしまうと感謝がなくなる、というのと同じこと。

健康にしても、仕事にしても、家族にしても、それがあることが当たり前になってしまうと、感謝がなくなる。

何事も失ってみてはじめて、その有難さに気づく。


日ごろの当たり前に感謝を忘れない人でありつづけたいですね。