社長ブログ

誰かに喜んでもらうため

2022.08.03

自分のための頑張りは、たかが知れている。

しかし、ひとたび「誰かのために」と、思った瞬間から、その頑張りはとてつもないものになる。

「家族のため」、「好きな人のため」、「親のため」、「子どものため」、という「誰か」を意識したとき、スイッチが入る。


あの東北大震災から4か月後の7月、ドイツで行われたサッカーの女子ワールドカップで、日本代表「なでしこ」は優勝した。

被災地のビデオを見て涙し、東北で苦しんでいる「誰かのために」と頑張ろう誓い合った。


そして、澤選手はこう語った。

「私たちが勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、傷ついた人、彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、私達は真に特別な事を成し遂げた事になるのです。

こんな辛い時期だからこそ、みんなに少しでも元気や喜びを与える事が出来たら、それこそが我々の成功となります。

日本は東北大震災の困難に立ち向かい、多くの人々の生活は困窮しております。

私たちは、その災害の事実を変えることは出来ないものの、日本は今復興を頑張っているのだから、そんな日本の代表として、復興を決して諦めない気持ちをプレイで見せたかったのです」


「誰かのために」と思える人は強い。

誰かに喜んでもらうため、日々頑張れる人は幸せだ。