社長ブログ

人を癒す言葉

2022.07.12

分を愛して、自分にいい言葉をかけてあげられるようになったら、他人にも愛のある言葉をかけてあげられるよね。

コロナ禍で長い間、人に会えなかった時期があったけど、そろそろ人と会うことができるようになってきたしね。

人に会うときは、「愛のある素敵な言葉」を持って出かけるといいよ。

「天国言葉」以外にも、口ぐせにするといい素敵な言葉はいっぱいある。

ウィズコロナの今、人を楽にさせてあげる言葉が大事だよね。

コロナ禍を不安がっている人には「もうじき普通の生活に戻るよ。 安心しな」

介護の中、疲れている人には「あなたは十分、よくやっている」

友人が何かに挑んでいるときは「君ならできる、大丈夫だよ」

何かに悩んでいる人には「そのことで何かを学んでいるんだね。経験したことはダイヤモンドに変わるよ」

このように、愛をもって人の心に寄り添っていくことなんです。

「がんばれよ」「大丈夫だよ」と声をかけると「そんなにがんばれないよ」「大丈夫なんかじゃないよ」と、答えが返ってくるときもある。

だからね、「がんばれよ」ではなく、「がんばっているよね」と言ってあげてほしいんです。

もうすでにその人はがんばっているのだからね。

また、「大丈夫なんかじゃないよ」って言われたら、「そうだよね」と言って寄り添ってあげる。

「その気持ちはわかるよ」って伝えてもいい。

人の気持ちを汲む力をつけることだよね。

仕事の場では、何より返事なんだよ。

頼まれたことを「はい、わかりました」とハッキリ伝えること。

相手に聞こえるよう、大きな声で言うんだよ。

きちんと返事が聞こえるって、気持ちいいだろ?

大きな声ってさ、意外と出せないものなの。

だから、声の大きい人って、貴重な存在になるんです。

これも相手への配慮だからね。

家族やパートナーには、ついつい嫌みや小言を言いたくなる。

言いたくなったら、あえてほめ言葉を言ってごらん。

ご主人には「今日のあなたかっこいいわね」とか、「そのスーツ似合っているわね」とか、思ってなくても言ってみるんだよ。

ほめ言葉を言っていると、相手のほうも言いやすくなるからね。

「いつも優しいね」でも、「お仕事してくれてありがたいわ」でも「笑顔が素敵ね」でもいい。

うれしくなるような言葉をかけ続けるんだよ。

これも訓練なの。

言い続けてくると、自然に言葉が出るし、いいところがすぐに見つかるようになるんです。

そして、子どもには「あなたは私の宝物だよ」「天使のようにかわいいね」 「どんなときでも愛してるよ」 こういう言葉を常にかけてあげるといいよね。

成績が悪いとか、失敗したとかで、「なんでできないの!」「こんなことしてたらダメじゃない」「本当にできない子ね」って、きつい言葉を投げるのはよくない。

地獄言葉を聞いて育った子は、天国言葉が言えなくなるの。

子どもには、天国言葉をシャワーのように浴びせてください。

そしてね、魅力的な人は「ふわふわ」したものを持っているって書いたけど、「ふわふわ」って言葉も口ぐせにするといいよ。

「ふわふわ」って言っていると、心も体も軽くなって、重荷が取れるんだよ。

愛のある優しい響きだろ?

「ふわふわ」って言ってると、我慢してきたこ とが解放されて、ありのままに行動することができるんです。

この「ふわふわ」って言葉は、これからの時代、不可欠な言葉になると思うよ。  斎藤一人