2022.06.26
ある新聞社が行った調査によると、公私を問わず、他人から嫌われる人の第一位が「自慢話ばかりする人」というデータが出ています。
自慢話をすると、どうして他人から嫌われるようになるのでしょうか。
それは、「私は東大卒である」「私は美人とよく言われる」といったことを何回も聞かされると、聞かされる側は劣等感を刺激されるからです。
「自分はこの人に比べると劣る」という劣等感が刺激されると、誰だって不快になります。
その不快の感情が、憎悪や嫉妬といったマイナスの感情を誘発させるのです。
他人から好感を抱いてもらうためには、自慢話をつつしむことが重要になってきます。
むしろ、控えめに、腰を低く、謙虚な姿勢で人に接していくことです。
相手を立て、ほめることを第一に考えるとよいでしょう。 そうすれば、相手の優越感を刺激することになります。
優越感が刺激されると、相手は気分がよくなり、そのきっかけをつくってくれた人に好感を抱かずにはいられなくなります。
それが人間の心理なんですね。