2022.04.29
偉人と呼ばれる人は、子どものころはほぼ例外なく変わっていました、というよりぶっ飛んでいました。
みんなそれぞれ、かなりのオタクだったのです。
例えば、「トム・ソーヤの冒険」で有名な作家のマーク・トウェインは、子どもの頃は大のいたずら好き。
裁縫箱の中に本物のヘビを入れたビックリ箱をつくり驚かせたり、町に催眠術師が来た時も、暗示にかかったふりをして会場にいたいじめっ子たちを脅かしたりして様々ないたずらをしたそうです。
それらの経験が後の小説に役立ったのは言うまでもありません。
また、エジソンも子どもの頃から好奇心旺盛で、実験好きで、ガチョウの卵を人間でもかえすことができるだろうと家畜小屋で卵を一日中抱いていたこともあったといいます。
しかし、学校に行って「1+1=2」の説明をしているときに「でも、粘土を2つあわせたら1つの大きな粘土になります」といったりして反論したため、先生から「頭がくさっている」とまで言われ、小学校をたった3ヵ月で退学になってしまいます。
ですが、どんなに先生から否定されても、お母さんだけはその才能を認めてくれ、実験好きのエジソンのために、地下に実験室をつくってくれました。
そして、電球をはじめ、扇風機、トースター、アイロン、蓄音機、等々生涯で1300もの発明をしたそうです。
多くの偉人たちの子ども時代には、背後に偉大な母親がいました。
学校で先生から否定されても、母親だけは才能を認め、それを伸ばしてくれたのです。
だから、学校では落ちこぼれでも、才能が開花したのです。
その才能の元になるものが、好奇心や、ワクワクドキドキ、面白がること、そして、いたずら心…。
子供の頃、何も認められることなく、すべてのことを否定され続けられたら、誰もやる気はなくなります。
肯定と受容、そして称賛こそが、人を伸ばすのです。
人それぞれの才能を認め…
伸ばすことができる、親やリーダーでありたいと思います。