2022.03.15
「運」を研究しているリチャード・ワイズマン博士も、「運がいい人は新しいことにチャレンジする人が多い」と主張し、次のような例を挙げて説明しています。
広いリンゴ農園でリンゴの収穫をするとします。
Aさんは迷うのがイヤなので、いつも同じルートを歩き、リンゴを収穫していました。
すると、採れるリンゴはすぐになくなってしまいました。
一方のBさんは、新しいことにチャレンジするのが好きなので、毎日違うルートを通って収穫しました。
すると、いつまでも収穫できるリンゴがあり続けました。
たしかに、いつも同じものを選ぶよりも、新しい何かにチャレンジするほうが、「運」がよくなります。
それだけ新しいものと出合う確率が上がるからです。
「新奇探索性」が弱い場合には、意識的に「行動」を変える必要があるのです。
たとえば、ひとりで外食するとき、「いつもの自分なら入らない店だけど、ちょっとだけ勇気を出して入ってみよう」と行動を変えてみてはどうでしょう?