2022.03.12
「戦(いくさ)は六、七の勝ちを十分とする」という豊臣秀吉の言葉があります。
完膚(かんぷ)なきまで徹底的に相手をやっつけようと追い詰めてしまっては、かえって相手の死に物狂いの反撃にあってしまう、ということ。
どこかに逃げ道をつくるくらいがちょうどいい。
これは、実生活でも同じで、だれかと言い争いになったときなど、相手を逃げ道のないほど論破してはいけないということ。
そもそも、言い争いにならないでスルーするのが、最上の道です。
自分一人が生き残ろうとするのではなく…
効率が悪かろうが、多少損が出ようが、みんなで生き延びようとすること。
自分さえよければいいという考えが、結局は自分の身を滅ぼす。
運がいい人は他者を思いやることができるんです。
そんな運のいい人をめざしたいですね。