ひとつ不満を言ったらひとつ感謝する習慣
2022.02.20
スタンフォード大学で行動デザインラボを創設したB・J・フォッグによりますと、
新しい習慣をつくるコツは、既存の行動に新しい習慣を組み合わせることらしい。
「Xをしたら、Yをする」という簡単な法則で、習慣づけは驚くほど容易になります。
これを応用すれば、不満を感謝に変えることができます。
ひとつ不満を言ったら、ひとつ感謝すべきことを見つける習慣をつくるんです。
これを実践してみると、自分がどんなに不満だらけだったかに気づいて驚きました。
自分ではポジティブなほうだと思っていたのだが、知らないうちに不満を口にしていたんですね。
ほとんど意識しないうちに、いつも不満ばかりに目をやっていました。
そこで私は、不満をひとつ見つけるたびに、感謝をひとつ見つけることを自分に義務づけました。
「どうして空港のセキュリティーはこんなに混んでいるんだ」と口にしたら、「安全に飛行機に乗れるのはありがたい」と付け加えます。
「思ったほど体重が減らないな」とがっかりしたら、「自分の健康を気にかけているのはいいことだ」と付け加えます。
しばらくこのルールで過ごしてみたところ、不満を言うと勝手に感謝の言葉が口をついて出るようになりました。
それどころか、不満を感じた瞬間に、感謝すべき側面が頭に浮かんでくるんですね(笑)
最初は無理があるような気がしましたが、やがてこの習慣が体に馴染み...なんか心地良い気分になりました。
是非試されたらいかがでしょう!!

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