2022.02.04
京セラの稲盛和夫氏は、「人間が生きている意味」、「人生の目的」についてこう語っています。
それは、「心を高める」ことであり、「魂を磨く」こと。
そして、「この世に何しにきたのか」と問われれば、「生まれたときより、少しでもましな人間になる、すなわち、わずかなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくためだ」という。
心を高め、魂を磨くことは、何も、滝に打たれたり、お遍路(へんろ)さんとかに行ったりしなくてもできるという。
それが、不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句という「五戒」を言わない修行。
日常生活に起こるちょっとしたトラブルや、嫌なこと、面倒なこと、がっかりすること、文句を言いたくなること、などが起きたときに、「五戒」を言わないこと。