2021.12.09
自分の関心のない情報にも耳を傾け、人間関係を温める、そんな傾聴のコツをお伝えします。
①《じっと我慢》
二つ話して、八つ聴く。このバランスを心得ていれば、コミュニケーションは円滑になります。
ほとんどの人がしゃべりすぎ。
つい、話の途中で口をはさみたくなるものです。
じっと我慢をして聴くことから始めてみましょう。
②《真意をくみ取る》
「聴」を分解すると「耳」「目」そして「心」。
人の話は耳だけでなくて「目」で相手の表情、ジェスチャーを観察しながら、また「心」を動かしながら「本当はこの人は何を言いたのだろう」と言葉になっていない部分があることを意識し、相手を理解しようと努めること。
簡単ではありませんが、努力すれば真意もくみ取れるようになります。
③《感情を共にする》
話を聴くと、ついアドバイスしたり、意見をはさみたくなるもの。
まずは受け容れましょう。
「自分を認めてくれている」「わかってくれている」と感じると、心が開き、 親しみを感じます。
目を見て「そうなんですね」「いいですね」と相づちを打ちながらの共感を心がけると、人はもっと話したくなるものです。