2021.10.27
稲盛和夫氏が「成功の要諦(致知出版社)」という本の中で、『シルバー・バーチの霊訓』について書いてありました。
『昔、ロンドンのある町医者が友人10人ほどを呼んで、毎週末、自宅で交霊会をやっていました。
町医者自身が、自分の身体に霊魂を呼び入れられる霊媒(れいばい)だったのです。
その交霊会には、いつもシルバー・バーチと名乗るアメリカインディアンの霊が出てきます。
その霊の言葉を集め出版されたのが『シルバー・バーチの霊訓』です。
私は当時から先進国であったイギリスの首都ロンドンで、しかもインテリである医者が霊媒になって交霊会をしていたという事実に興味を引かれてこの本を入手したのですが、
その中にわずか数行ではありますが、因果応報について述べているところがありました。
シルバー・バーチの霊は言います。
「因果応報を疑っている人もいるだろう。だが、私がいるところから、みなが生きている現世を見ると、一分一厘(いちぶいちりん)の狂いもなく、原因の通りの結果が出ている」』
あの世の世界から見ると、一分一厘の間違いもなく、「因果応報の法則」が発生するという。
「因果応報の法則」とは、善いことをすればよい結果が生じ、悪いことをすれば悪い結果が生まれるということ。
「感謝すれば感謝される」「許すものは許される」「愛すれば愛される」「嫌えば嫌われる」「憎めば憎まれる」…。
それを小林正観さんは、宇宙の法則として「投げかけたものが返ってくる(投げかけないものは返ってこない)」という。
「投げかけたものが返ってくる」