2021.10.25
あなたは毎日、自分で意識するかどうかに関係なく、世の中になんらかの働きかけをし、その結果を受け取っています。
たとえば、人に親切にすれば笑顔が返ってくるし、不親切にすれば冷たい反応が返ってきます。
これは「作用と反作用の法則」と呼ばれるものです。
作用と反作用のあいだには時差が生じることもありますが、誰もこの法則を逃れることはできません。
自分が幸せになりたいなら、世の中によい働きかけをしなければなりません。
自分さえよければそれでいいと思って世の中によい働きかけをするのを怠れば、遅かれ早かれその報いは自分に返ってきます。
それは個人だけではなく企業にもあてはまります。
社会に貢献する企業は長期にわたって繁栄を享受しますが、人を不幸にしてでも儲かればいいと考える企業は一時的には繁栄してもやがて必ず衰退します。
世の中によい働きかけをしましょう。
我欲を捨てて人びとの喜びと幸せのために奉仕する精神を持つことです。
奉仕の精神を実践すればするほど、あなたはやがて物心両面で豊かになります。
アインシュタインは、こう言っています。
「人間の最も崇高な行為は、支配することではなく奉仕することである」
《自分の幸福だけを考えていると、不幸になる 他人の幸福を考えれば、自分も幸福になる。》