社長のつぶやき

笑いとは肯定

2021.10.20

おもしろいことに、「許す」という言葉は「緩ます」という言葉が語源なのです。

人に対して厳しい人、自分に対して厳しい人というのは、なかなか笑いません。

つまり、笑いとは肯定なのです。

ダジャレでも許すというのが肯定です。

「そんなつまらないこと、誰が笑うか」というのは否定です。

肯定している人の周りには人がどんどん集まってきます。

そして、笑っていることによって、免疫力がものすごく高まるということです。

実はこれは科学的にも証明されています。

ある大学の研究室が、20人の学生をなんば花月というところに連れて行きました。

なんば花月というのは吉本興業が持っている劇場ですけれど、そこで3時間、お笑いの若手の漫才を聞かせた。

お笑いの前に、20人の大学生の血液をとっておいて、お笑いのあとにもう一回血液をとって調べてみたわけですね。

何を調べたかというと、血液中のナチュラルキラー細胞です。

これはNK細胞と言いますけれど、がん細胞だけを見つけて専門的にやっつけて歩くという細胞です。

このNK細胞がお笑いを聞かす前は平均して40%働いていた。

そして3時間お笑いを聞かせたあとに調べたら、70%働いていた。

免疫力がほぼ倍になったのです。

この実験からわかったことは、とりあえず笑っていると免疫細胞がものすごく活性化するということです。

おもしろくて笑っているうちは、まだ初心者です。

おもしろくなくて笑うのは中級。

わけがわからずにわからないままに笑うのが上級。

笑うということは、イコール、さっき言った体と健康のオールマイティーの方法なのです。

病気がちの家庭というのは笑いがない。

笑いにはさらなる効能がある。

笑うことによって、「人間関係」 というよりは「対じん関係」がすごくよくなります。

「対人関係」 の「じん」を平仮名で書いたのは、「人」という字が書けないわけ ではないですよ。

「じん」という平仮名を挟んで、一方に「人」と書いて、もう一 方に「神」と書く。

そういう意味で「対じん関係」というのは、人間との関係もよくなるし、神様との関係もよくなるということです。

神様は喜ばれるとうれしいので、愚痴や泣き言を言っている人に対しては全然協力や支援はしません。

愚痴や泣き言を言っている人に対して罰を与えることもしません。

ペナルティーを与えることもしないし、意地悪もしない。

ただ、力を貸さないだけ。

だから、そういう人は自分の力で問題を乗り越えなくてはいけない。

神を使いこなすためには、ただひたすら喜ぶという自分の中のプログラムを強化したほうがいいのです。

自分の力では超えられないものはたくさんあるけれども、向こうさんの力を借りると超えられるものがたくさんあります。

この「対じん関係」がわかってくると、 一日一日がおもしろくなってきます。  小林 正観