2021.10.03
チルチルとミチルの「幸せの青い鳥」の童話にあるように、「幸せとは探すものではなく、気づくもの」。
そして、気づいた幸せをしみじみ味わうことが「セイバリング(savoring)」。
「savor」は、味、香り、風味のことだが、「savoring」はゆっくり味わうこと。
「(寒い冬に)熱いお風呂に入ったとき」「(夏の暑いとき外から帰ってきて)飲む一杯のビール」「(ほっと一息ついたときに)味わう一杯のコーヒー」。
まさに、「ごくらく、ごくらく」という気持ちです。
そしてさらにそれを深める方法が、幸せな気持ちを言葉にして声に出すこと。
「ああ、しあわせ」「ごくらくだなぁ、しあわせ」「おいしいなあ、しあわせ」。
そして、同時に「にっこり」と笑うこと。
中村天風師は、毎晩毎晩、夜寝る前に、鏡に向かって笑顔を作る練習をしていたという。
寝る前に抱いた感情は、朝まで続くからだ。
まさに、セイバリングの実践です。
「セイバリング」で…
なんでもない日常にある「幸せ」を、味わうことができる人でありたいですね。