2021.09.18
「友だちを見れば、その当人のこともわかる」という。
『「僕は、人に恵まれないなぁ」「どうして、自分の周りには、ロクな人間がいないんだ!」このようなことを考えたことはないでしょうか。
しかし、それは間違えています。
あなたが優れた人間なら、必ず、人に恵まれる。
魅力的な人の周りには、やはり、魅力的な人たちが集まる。
もし人に恵まれないのだとしたら、それは自分が悪いんです。
運が悪いからでも、なんでもない。
人に恵まれないと嘆くタイプは、その人自身が人を惹(ひ)きつけるタイプではないからです。
まずは人に親切にしよう。
魅力的になろうとしていれば、どんどん人脈が広がって、人に恵まれるはずです。
「周りに、ロクなヤツがいない」とか「ダメな部下ばかり集まって困る」と愚痴をこぼす人に限って、自分を磨くことをしていない。
だからこそ、そういうダメな人ばかりが集まってくることがわからないんです。
コネチカット大学の心理学者バーナード・マースタイン博士によると、私たちは、自分と同じような人を無意識に選び出すそうである。
たとえば、愚痴っぽい人は、やはり愚痴っぽい人を友人、恋人にしてしまう、というように。
博士が、婚約しているカップル99組を調べたところでは、自己嫌悪感の強い人の72%が、やはり自己嫌悪感の強いパートナーを選んでいたそうです。
自分がたいしたことない人間なら、やはり、周囲はロクでもない人ばかりが集まってくる。
同じ性格の人が引き合うからです。
私たちの周囲には、自分とつり合うような人間が集まるんです。』
釈迦の言葉に、「すべてがあなたにちょうどいい」という言葉がある。
『今のあなたに、今の夫がちょうどいい
今のあなたに、今の妻がちょうどいい
今のあなたに、今の子供がちょうどいい
今のあなたに、今の親がちょうどいい
今のあなたに、今の兄弟がちょうどいい
今のあなたに、今の友人がちょうどいい
今のあなたに、今の仕事がちょうどいい
死ぬ日もあなたに、ちょうどいい
すべてがあなたにちょうどいい』
自分の今のレベルがすべてを引き寄せる。
だからこそ、高くアンテナを立て、自分を磨き続けることが大切だ。
自分とつり合うような人間が集まる、という言葉を胸に刻みたい。