2021.09.04
偉人だって悩み、苦しみ、眠れない日々を送った。
不安と闘いながら這い進み、やっとのことで目的を達成した。
一方、「いい思考」を持っていたはずなのに、大きなことを成し遂げられなかった人は たくさんいる。
それは、行動よりも思考ばかりを気にしていた人たちだ。
逆に、ネガティブな思考を持っていてもすさまじい大成功を収めた人もいる。
ドラッグ中毒だった伝説のミュージシャン。
気性の荒いプロスポーツ選手。
不健康な体つきのモデル。
いつも何かに飢えている大金持ち。
例を挙げればきりがない。
ポイントは、ポジティブ・シンキングが必ず成功につながるわけではないし、ネガティブな思考が失敗への一本道というわけでもないことだ。
偉人は みんな気持ちとは関係なく行動した。
あなたにも同じことができるはずです。
すべては動くかどうかです。
どんなに頭の中ですごいことを考えていたとしても、それが行動としてあらわれていなかったら、それはないのと一緒です。
斎藤一人さんのいうように、「心の中でいくら、味噌ラーメンを食べたい」と念じていたとしても、お店で「餃子」と言ってしまったら餃子が出てきます。
行動とはそういうことです。
ある経営者は会うたびに「自分はダメだ」「うまくいかない」「もうすぐつぶれる」とグチや泣き言ばかり言っていた。
しかし、実際は店舗をどんどん拡張し、ついには上場してしまった。
ポジティブ思考のセオリーからすればありえない話だ。
しかし、口癖さえも行動にはかなわないという実例だ。
どんなに頭のよい人であろうと、本を読んでいようと、行動する人には太刀打ちできない。
斎藤一人さんのいう「地球は行動の星」だから。
心がやる気になるのを待っていてはいけない…
すぐに動く人に勝利の女神は微笑む。