2021.08.21
何のために生きるのですか。
何のためにその命を使うのですか。
命は生きる目的を全うする道具にすぎません。
あなたは何をする人なのか、目的をはっきりさ せておく必要があるわけです。
命を大事にすると、「死にたくない、生きたい」と思うようになり、命に固執し始めます。
すると、悪循環にはまってしまうのです。
出来事があったから信じ込みが芽生えるわけではありません。
もともと信じ込みがあるから、 避けたいことが引き起こされるのです。
脳は逆に動きます。
たとえば病気をして、やりたいことがやれなかったという影響が出てきた場合、実は「やりたいことをやらないために病気になった」という流れがあります。
脳は逆に動くからです。
つまり、「何のために、やりたいことをやらないことが必要だったか」ということです。
よくある間違った動機付けが、「過去のこんなダメな自分を何とかしたいから」「バカにしてきた連中を見返してやりたいから」「貧乏な自分を何とかしたいから」。
ダメな自分を何とかしようという目的でやると、体を壊してしまいます。
「ダメな自分」と「理想の自分」を同時に想像している二重拘束状態にはまっているのが原因なのです。
目的と脳の動かし方を間違えていると教えるために「考え直しなさい」「生き方を考えなさい」 「世の中の捉え方を変えなさい」とブレーキをかけ、やりたいことをやらせないように脳は動くのです。