2021.07.27
『顔は自分の顔であって、自分の顔ではない。
人々から見る顔でもある。
全体としていつでも明るい顔は、心に明るさをもっているからである。
明るい顔は、明るい心。
明るい心は、やすらぎの心、感謝の心である。
それは人を明るくし、自分の健康を保つためにも一番大事なことである。
習慣的に、明るさを身につけることである。
常に明るくあるためには長い修練が必要である。
楽しんで自分の話を聞いてくれる人を傍(そば)にもつことは、世の中でまことに有難いことの一つである。
そういう人を友人にもてば、誠に人生は楽しい。』
自分の顔は、人が見るもの。
なかでも見られているのが「表情」。
もし、「暗い顔」「つまらなそうな顔」「嫌そうな顔」「怒っている顔」そして「不機嫌な顔」だとしたら…
ドイツの文豪ゲーテはこういった「人間最大の罪は不機嫌である」と。
なぜなら、それはまわりに伝染し、人を不機嫌にするからだ。
反対に、「明るい顔」「楽しそうな顔」「うれしそうな顔」「上機嫌な顔」そして、とびっきりの「笑顔」。
顔は美醜では決してない。
特に、それは年齢を重ねれば重ねるほど、大事になる。