いつでも上機嫌で過ごす方法
2021.07.22
《いつでも上機嫌で過ごす方法》
気分は毎日の活動、お金、地位、個人的な関係よりも重要なものといえます。
というのは、誰もがこれからのことを気分のフィルターを通してみているからです。
これはカリフォルニア州立大学のロバート・セイヤーの著書『毎日を気分よく過ごすために』(本明寛訳、三田出版会)からの引用です。
どんな偉業を達成しようが、どれほど富を築こうが、気分が落ち込んでいたら、そんなことはどうでもよくなる。
逆に、明るい気分でいれば、最悪の状況に陥っても、何とか乗り越えられるという楽観性を持つことができる。
幸せでいるためには、毎日の気分がよくなければならない。
そのためには、いつでも上機嫌でいるクセをつけよう。
たとえ不機嫌なことがあっても、「上機嫌でいるフリ」をしよう。
鼻歌を歌いながらスキップし、「アハハ」と大きな笑い声を出して、上機嫌なフリをしていれば、気分のほうもつられて上機嫌になっていくからである。
私たちの気分は、行動によって引き出される。
ムリにでも笑っていると、本当に楽しい気分になっていくのだ。
心理学には、「顔面フィードバック仮説」というのがあり、笑顔の表情を作っていると、私たちの脳みそに喜びの信号がフィードバックされ、どんどん快適な気分になっていくことが知られています。
どれくらいやればいいのかというと、わずか1分間。
イリノイ大学のマヤ・タミールの実験では、たった1分間、笑顔を作らされたグルー プでは、気分のほうも高揚したというのである。
いつでも不機嫌な人は、眉根を寄せて、不機嫌な顔をしているのが悪い。
口角をあげ、ニコニコする表情を作るクセをつければ、気分もよくなり、上機嫌でいられる。
そして、上機嫌でいれば、世の中のどんな出来事も、ハッピーな気持ちで 受け入れることができるようになるのです。
トイレに立ったときには、鏡に向かって笑顔を作る習慣を持とう。
電車に揺られて出社するときにも、笑顔を作る練習をしよう。
笑顔の表情を作れば作るほど、みなさんの気分はよくなっていく。
「ウソだろう」と思われるかもしれないが、これは本当の話なんです。
ぜひお試しいた だきたい。

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