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社長のつぶやき

中野善壽(よしひさ)、75歳。

2020.06.26

中野善壽(よしひさ)、75歳。

伊勢丹、鈴屋で新規事業の立ち上げと海外進出を成功させる。

伊勢丹、鈴屋で新規事業の立ち上げと海外進出を成功させる。

その後、台湾へ渡り、大手財閥企業で経営者として活躍。

2011年、寺田倉庫の代表取締役社長兼CEOに就任。

大規模な改革を実施し、老舗の大企業を機動力溢れる組織へと変貌させた。

その手腕と独自の考え方、そして人柄により、各界の著名人に慕われている。

一方で、メディアにはほとんど姿を現さず、社員にさえ、本当に実在するのか疑われていた、異端の人物。

その生き方の根本にあるのは「何も持たない」こと。

家や車、時計は持たない。

お酒やタバコも嗜まない。

お金も若い頃から、生活に必要な分を除いてすべて寄付している。

何も持たないからこそ、過去に縛られず、未来に悩まず、今日を大切に生きることができる。

中野氏は、「やりたいことが、なくてもいい。正直であれば、道は開ける」という。

大学を卒業するとき、周りの同級生がさっさと内定を決めて遊んでいる中、就職先を探さず、ただぼーっとしていたという。

理由は、「やりたいことがなかったから」。

その頃、学生寮にいて、花屋の閉店間際に、毎日一輪だけ買いに行っていた。

世間話のついでに、就職のことを聞かれた中野氏は、「やりたいことも特に見つからなくて。なんでもいいんです」と花屋のおばさんに言った。

そこで、紹介してくれたのが新宿にある百貨店、伊勢丹だったそうだ。

中野氏はこう語る。

『「思い切ったことをしたいのに、勇気が出ない」と踏み出せない人は、こんなふうに思ったらいい。

地球のずっと外側、宇宙空間から眺めてみれば、自分の人生なんて、見えるか見えないかの取るに足らないもの。

人が一人、生まれて死ぬまでの時間は、宇宙に流れる時間のほんの一瞬、まばたきにも満たないほどでしょう。

それは誰でもそうであって、この世に存在するものすべてがそう。

大したことはないし、この世に永久に役立つものなんてつくり出せない。

そう思えば、なんでも気楽にやってみてもいいんじゃないかと、踏ん切りがつきませんか。

そう、自分が役に立つ存在になるなんて考えるのは奢りです。

もちろん役に立とうとする努力は大切ですが、今日一日を楽しくありがたく味わって過ごしたい。

仕事で失敗したって、明日死ぬわけじゃない。

なんでも許される若い時ほど、肩の力を抜いて思い切ればいいと思います。』

中野氏は、ミニマリストとして有名だ。

ミニマリストとは、モノを持たずに、必要最小限のモノで暮らす人のことであり、捨て去ることができる人。

「放下著(ほうげじゃく」という禅の言葉がある。

投げ捨ててしまえ、手放してしまえ、ということ。

煩悩(ぼんのう)も、執着も、お金も、地位も、肩書も、モノも。

「何も持たないからこそ、過去に縛られず、未来に悩まず、今日を大切に生きることができる」



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