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社長のつぶやき

幸せになりたかったらね、「幸せだ」って言いな。

2019.11.10

幸せになりたかったらね、「幸せだ」って言いな。

先にだよ。

幸せになってから言うんじゃないんですか?

違うよ、幸せになりたかったら、「今、幸せだ」って言いなよ。

そばやに行って、天ぷらうどんだって、出てくる前に、「天ぷらうどん」って言うだろ、って。

「出てきてから、言います」って言ったって、ずっと出てこないだろ。

だから、人間だってね、先に「幸せだ」って言いな。

今俺が「いや、具合悪くてさ」って言ったら、みんな心配するよ。

俺、うちのお姉さんとこへ、最近お姉さん、一人さんフアンの集まるお店っていうのやっててくれて、そこへ行くんだけれど、そこへ行くと、「ぼくちゃん、いつも幸せそうね」って。

俺、「ぼくちゃん」って言われてるの。

それで、「幸せそうね」って言うんで、「うん、俺、幸せなんだよ」って言うんだけど、「一人さん、いつも幸せで、嫌なことないでしょ」って。

嫌なことあるよ。

ほんとにあるんだよ。

商売やってたら、仕事やってたら、嫌なことなんて、山ほどあるよ、って。

だけど、姉さんのとこ行って、こういうことがあってさ、ああいうことがあってさ、って言っても、姉さん、解決できるわけじゃないんだよ。

嫌なことで、心配させるだけだよね。

ところが、「あんなこと、どうでもいいよ。俺、幸せなんだよ」って言ってるうちに、人間の脳って、幸せを数えだすの。

「これこれこうで、幸せだよね」って言いな。

それを自分が「大変だ」とか、「不幸だ」って言う。

脳ってね、「疲れた」って言うと、疲労物質がわーって出てくるんだよ。

今日の仕事は、やりがいがあって、心地よかったなって言うと、その物質は出方が全然違ってきちゃう。

脳って、特別なそういう働きがあるの。

「幸せだな」って、言ってごらん。

あのね、よく、嫌なことがあったり、辛いことがあったら、「あんた、言ってごらん。それってさ、言わないでいると、溜まっちゃうから、言ったほうがいい」と言うよね。

でも、言ったら、解決しますか、というと、しないよ。

弱気なこと言ったら、どうなるかっていうと、泣きごと言ってる人って、ずっと言ってるんだよ。

言わないよりは、言った方がいいかもわからない。

でも、もっといいのは、強気なこと言ってみる。

たとえば、「うちの部長が怒ってばっかしいてさ」って、部長のこといろいろ言ったって、部長が世の中からいなくなるわけじゃないよね。

それから会社に行かなくてもいいわけじゃないよね。

試しに強気なこと言ってみる。

「うちの部長なんか、いくら怒ったって、全然怖くないですよ。うちの女房の方が、五倍怖いですよ、目じゃないですよ」とか言ってみるとね、ふっと強気になる。

弱気になってね、弱音吐くと、余計辛くなる。

昔ね、「辛いことあったら言ってみな」って大人たちがよく言ってたけど、でもね、言ってもほんとに、だめなんだよ。

だからこれからね、みんな「今日どう?」「絶好調だよ、体は絶好調、恋愛も絶好調、仕事も絶好調」

うん、するとね、だんだん、だんだん、ほんとに元気になってくる。

これが言霊なの。

病気したって、なにしたって、「絶好調」って言ってればいいの。

ね、治るものはなおる。

周りに心配させないこと。

あのね、元気でもないのに、「元気です」とか、「俺幸せだよ」って、嘘かもわからない。

でも、ちょっとぐらい絶好調じゃなくったって、「絶好調」で、絶好調の度合いを下げればいいんだ。

なんなら、十パーセントにしちゃえばいいんだ。

そしたら、いくらでも絶好調になっちゃう。

うんと具合が悪いとき、せめて言ってもいいのは、「昨日よりはましだよ」。

「お前のお陰だよ」。

「みんなのお陰だよ」。

ほんとに幸せって、すぐ傍にあります。

言えば出てきます。

ほぼ天ぷらうどんと同じ原理。

「幸せ」と言えば「幸せ」が出てくる。

「絶好調」と言えば「絶好調」が出てくる。

これが言霊の作用。斎藤一人 絶好調 (ロング新書)

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