ラーメンにナルト
2018.12.12
ナルトは、白地に赤い渦巻き模様のカマボコ。
ナルトという名は、もちろん鳴門の渦潮にちなんでいますが、
徳島県鳴門市とは縁もゆかりもないといいます。
ナルトのルーツは、江戸時代後期に生まれた、白い練り物に赤や黄色、緑などの色をつけて巻いた「五色巻」。その中の「赤巻」が、ナルトと名づけられて独立しました。
一方、ラーメンが誕生するのは、横浜が開港し、中華街ができた幕末。
このとき、すでにナルトは存在しており、
おそらくラーメン丼の模様に似ているところから、誰かが飾りとして入れたと考えられています。